A4・1枚(歯みがきの大事さ・食べるときの工夫・とろみの見直し・食べさせない水を取り上げない・相談サイン・記入欄。カラー印刷推奨)

とろみを足す前に、まずやること

むせる方の誤嚥(ごえん)予防で、
いちばん大事なこと

むせるようになったら、あわてて食事の形を変える前に。

在宅で介護されているご家族へ。とろみや姿勢よりも、根拠がはっきりしているのは「歯みがき」です。とろみをつけたり、食べ方を変えたりする前に、まずは口の中をきれいに保つことから始めましょう。

くわしい解説
(記事を読む)

1いちばん大事なのは、毎食後の歯みがきです

🦷 口の中の汚れが、肺炎の原因になります
寝ている間に、歯や舌についた汚れがのどの奥へ流れ込むことがあります。それが誤嚥性肺炎の大きな原因の一つです。

2食べるときにできる、今日からの工夫

これらは今日からできる工夫です。歯みがきと合わせて行いましょう。

3とろみは「かけたら終わり」にしない

🥄 とろみの濃さは、そのままにしない
とろみをつけると、そのときのむせは減らせることがあります。ただし濃さが合っていないと、飲む水分の量が減ってしまうことがあります。
今のとろみの濃さが体に合っているか、主治医や言語聴覚士と定期的に見直しましょう。

4食べさせない・水を取り上げない、はしないでください

むせるからといって、食べるのをやめる、水を取り上げる、ということはしないでください。食べない期間が長引くほど、飲み込む力そのものが落ちていきます。心配なときは自己判断せず、次の受診のときに相談してください。

5早めに相談してほしいサイン

⚠️ こんなときは、早めに相談を
発熱をくり返す
食事に時間がかかるようになった
体重が減ってきた
声がかすれる
✍️ 記入欄
受診のときにこの紙を持って、一緒に書いてもらいましょう。
かかりつけの歯科
次にとろみを見直す日
相談先(電話番号・次の受診日)
医知創造ラボ|監修:今村久司(脳神経内科専門医・総合内科専門医)
この資料は、PubMedで実在を確認した一次文献と関連学会の資料をもとに作成しています。治療方針は担当の先生の判断によります。食事の形やとろみの変更は必ず主治医・言語聴覚士にご相談ください。