A4・2枚(1枚目=4時間はゴールではない・圧のせいにしない・まず確かめる3つ/2枚目=やめると/続けると・鼻がつまる方へ・続けられないとき・相談の目安。カラー印刷推奨)

4時間で合格にしない

CPAPを続けるための
3つの確認

「4時間」は日中の眠気が取れる線であって、ゴールではありません。

CPAPを使っている方へ。眠気が取れないとき、圧の設定より先に確かめてほしい3つと、やめたときに何が戻るか、そして次の受診を待たずに相談してほしいことをまとめました。

動画・くわしい解説はこちら

1「4時間」は、ゴールではありません

良くしたいことひと晩あたりの目安
日中の眠気をとる4時間
血圧や、心臓・血管の病気のリスクを下げる4時間以上
日中、しっかり起きていられるようにする6時間
生活のしやすさ・体調の実感をよくする7時間半
※ 4時間は「まず眠気が取れる線」です。それを超えたら合格、ではありません。効果を保つには、毎日使うことが望ましいとされています。

2眠気が取れないとき、「圧のせい」にしないでください

📍 学会の指針が書いていること
差はない 圧の設定を変えても、続けやすさは変わらないとされています
かわりに「よくなることがある」と書かれているのは、マスクの選び直し・鼻づまりへの対応・使い方を支える関わり・体重を減らすことです。つまり、機械ではなく人の側です。

3まず、この3つを確かめましょう

始めて1か月の使い方が、その後ずっと続けられるかをいちばんよく言い当てるといわれています。最初がいちばん大事です。

4やめるとどうなる? 続けると何が変わる?

やめると2週間くらいで、眠気と朝の血圧が戻ります。治療する前より悪くなるわけではありませんが、無呼吸そのものは元に戻ります
続けると眠気は早ければ1晩から変わります。運転の反応をみる検査では、2日から7日でよくなったと報告されています

5鼻がつまって使えない方へ

※ お薬は自己判断で始めず、かならず主治医に相談してください。

6どうしても続けられないときは

⚠️ 自分でやめてしまう前に、必ず相談してください
マウスピースという選択肢ただし、これは「どうしても使えないとき」の選択肢です。長く使ううちに歯が動いて、かみ合わせが変わることがあります。この変化は元に戻りません
横向きに寝る方法無呼吸の数は減りましたが、日中の眠気は変わりませんでした。代わりにはなりません
体重を減らす無呼吸は減りますが、やめる代わりではなく「あわせて行うもの」とされています
やめるかどうかの判断は、かならず主治医と相談して決めてください。

7次の受診を待たずに相談してほしいこと

🚨 次のどれかに当てはまれば、早めにご連絡ください
運転中に眠くなった・ヒヤッとしたことがあるすぐにご相談ください
1週間以上、まったく使えていない次の受診を待たずにご連絡ください
きちんと使えているのに眠気がまったく取れないほかに原因があるかもしれません。この紙を持ってご相談ください
マスクで肌が荒れる・目が乾く・空気が漏れる我慢せずご相談ください。マスクを変えられます
📝 次の受診のときに、伝えること
「使えています」ではなく、「朝まで着けていられた日が、1週間で◯日」と伝えると話が早く進みます。
朝まで使えた日(1週間で)
外してしまう理由
いまの体重/検査のころの体重
次回受診日
気になること・聞きたいこと
医知創造ラボ|CPAPを続けるための3つの確認(患者さん向け配布資料)
この資料は一般的な情報です。CPAPの設定変更・中止、お薬の使用は必ず主治医にご確認ください。くわしい解説は tools.ichisouzo-lab.com(QRコード)から。