「血圧を下げれば認知症を防げる」とは、まだ言い切れません。
高血圧が認知症の危険因子であることは分かっています。ただし「下げれば防げる」と言い切れるかは、別の話です。研究で分かっていること/まだ分かっていないことを分けて、いま何をすればよいかだけをまとめました。この紙は受診のときに持ってきて、主治医と一緒にお使いください。
「血圧を下げすぎると認知症になる」という話を見かけることがあります。もとになった研究は、血圧がどう変わってきたかを観察して分類したもので、降圧薬で下げすぎた場合を調べた研究ではありません。
ですから、この話を理由に自分の判断で薬を減らす・やめることは勧められません。ふらつき、立ちくらみ、転びそうになることがあれば、薬をやめるのではなく、そのことを主治医に伝えてください。量や種類の調整は主治医が判断します。
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