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脂質異常症とつきあう方・ご家族へ

脂質異常症とうまく付き合う
生活の 6つのポイント

生活の工夫は、薬の「代わり」ではなく「土台」です。 LDL(悪玉コレステロール)を下げること自体に、動脈硬化を防ぐ意味があります。生活で下げた分だけリスクは下がります。ただし薬が必要な人が生活だけで粘るのは危険。今日できる一つから始めましょう。

動画・くわしい解説はこちら

1飽和脂肪酸を減らし「良い油」へ

  • 脂身・バター・生クリーム・加工肉(ハム等)を控える
    → 「減らす」だけでなく魚・植物油・ナッツに「置き換える」のがコツ
  • 揚げ物・洋菓子は回数を決めて。マーガリンも控えめに

2「地中海食」を意識する

  • 野菜・果物・豆・魚・オリーブ油・ナッツを中心に
    → 赤身肉・加工食品・甘い飲み物は控えめに。完璧を目指さない
  • 主食は玄米・全粒パンなど精製しすぎないものへ

3水溶性食物繊維を増やす

  • オートミール・大麦(もち麦)・海藻・野菜を毎日
    → LDL(悪玉)が少しずつ下がります。主食に混ぜると続けやすい
  • まずは1日1食、もち麦や玄米を取り入れてみる

4体を動かす(有酸素+筋トレ)

  • 早歩きなどを、合計で週150分(1日20〜30分)
    → 中性脂肪と内臓脂肪によく効きます。こまめな移動でもOK
  • 週2回ほど、スクワットなどの筋トレも加える

5減量・禁煙・節酒

  • 体重が少し落ちるとLDLも下がる。続く工夫で無理なく
    → たばこは必ずやめる(禁煙外来も相談を)/お酒は控えめに
  • 急な絶食より、食べる脂の量を毎日少しずつ減らす

6薬は自己判断でやめない

  • 生活改善は薬の「代わり」ではなく「土台」です
    → 数値が良くなっても、主治医の指示どおりに続けてください
  • 飲み忘れ・副作用が気になるときは、やめる前に相談を
🔍 家族性高コレステロール血症(FH)— こんな方は主治医に相談を
数値治療していないのに、LDL(悪玉)が180以上ある
家族歴若い家族(親・きょうだい)に心筋梗塞や狭心症がいる
からだアキレス腱(かかとの上)が腫れている・太く感じる
1つでも当てはまれば、主治医に相談を。FHは約300人に1人と意外に多く、見逃されやすい体質です。早くから対策すると心筋梗塞を防げます。確定診断は受診で。
⚠️ こんな症状は、すぐに受診・相談を
胸の痛み・締めつけが安静でも続く → すぐ受診・119番
脳卒中片側の手足のしびれ・ろれつが回らない → すぐ119番
おなか急な激しい腹痛(背中まで) → 膵炎のことも。すぐ受診を
筋肉薬を始めて強い筋肉痛・力が入らない → 早めに主治医へ
日常でも、次のときは早めに主治医・かかりつけに相談を:数値がなかなか下がらない/薬の飲み忘れが増えた/副作用が気になる
LDL・HDL・中性脂肪の値
主治医と決めた目標の値
次の受診日・相談先
医知創造ラボ|脂質異常症とうまく付き合う 生活の6つのポイント(患者さん・ご家族向け配布資料)
この資料は一般的な情報です。目標にする数値・薬の飲み方・食事や運動の内容は、必ず主治医・かかりつけの指示に従ってください。 くわしい解説は tools.ichisouzo-lab.com(QRコード)から。