A4・1枚(体重の測り方・むくみの見方・連絡する目安・食事・水分・記入欄・2週間の記録欄。カラー印刷推奨)

心不全と診断された方とご家族へ

心不全の毎日の自己管理
体重・むくみ・食事のこと

「何kg増えたら、誰に連絡するか」を、今日いっしょに決めておきましょう。

毎日の体重は、それだけを見ていれば安心、というものではありません。悪くなる直前まで変わらないこともあります。だからこそ、息切れやむくみとセットで見ていただきます。この紙は、受診のときに持ってきて、主治医と一緒に書き込んでお使いください。

くわしい解説
(記事)

1毎日、同じ条件で体重を測る

2むくみは、毎日同じ場所を見る

3この3つが出たら、連絡してください

⚠️ 様子を見ずに、決めておいた連絡先へ
息切れ動いたときの息切れ/横になると苦しい
3日で2kgの増加下の記入欄で、あなたの目安を決めます
むくみすね・足の甲・おなかの張り

4食事は「濃い味を1つ減らす」から

塩分を1日何グラムまでにするか、いまのガイドラインでは目標の数字が決められていません。数字を追いかけるより、汁物を残す、つけ物やつくだ煮を減らす、しょうゆをかけずに小皿につける——こうした「いつもより濃い味を1つ減らす」を続けるほうが、無理なく続きます。

5水分は、自分の判断で減らさない

水分を控えるかどうかは、主治医が決めます。言われていない方が自己判断で減らすと、脱水になることがあります。口がかわいてつらいときは、我慢せず主治医に伝えてください。がまんを続ける必要はありません。

6記録がつらいときは、それも伝えてください

毎日つけるのがつらい、気持ちが落ち込んで手につかない——そういうときは、無理に続けず、主治医かご家族に伝えてください。やる気の問題ではありません。つらいまま一人で続けないことのほうが、ずっと大切です。
✍️ 受診のときに、主治医と一緒に書きましょう
「何kg増えたら、誰に連絡するか」は人によって違います。あなたの目安を、ここに書いてもらってください。
わたしのふだんの体重
連絡する体重(  kgになったら)
連絡先(電話番号・担当)
次の受診日
日付
体重(kg)
日付
体重(kg)
2週間分。息切れ・むくみがあった日は、体重の欄に○をつけておくと伝わりやすくなります。
医知創造ラボ|監修:今村久司(脳神経内科専門医・総合内科専門医)
この資料は、PubMedで実在を確認した一次文献と、2025年改訂版 心不全診療ガイドライン(日本循環器学会/日本心不全学会)をもとに作成しています。お薬の種類や量については扱っていません。治療方針は担当の先生の判断によります。体重の目安・水分・食事の内容は、必ず主治医にご確認ください。