外来で患者さんに印刷してお渡しいただけます。スマホで見る方はQRコードから。

立ちくらみが気になる方へ

立ちくらみ(起立性低血圧)と
うまく付き合う生活のポイント

立ち上がったときのふらっと・めまいは、血圧が一時的に下がることで起こります。 「急に動かない」「水分と塩分をしっかり」「おなかを締める」などの工夫で、多くは防げます。無理のない範囲で毎日の生活に取り入れましょう。

動画・くわしい解説はこちら

1ゆっくり動く

  • 寝た姿勢・座った姿勢から急に立たない
    → いったん腰かけて一息おいてから、ゆっくり立ち上がりましょう
  • 立つ前に足首を動かす・足を組む・つま先立ちで下半身に力を入れる
    → 下半身の血液が心臓へ戻りやすくなります
  • ふらっとしたら、すぐにしゃがむ・座る・横になる

2水分と塩分をしっかり

  • 1日を通してこまめに水分を。朝起きた時や外出前にコップ1〜2杯を飲む
    → 一気に飲むと血圧が上がりやすいと報告されています
  • 塩分は控えすぎない
    → ※心臓・腎臓・血圧の病気がある方は、量を必ず主治医に確認を
  • お酒は控えめに
    → 血管が広がって血圧が下がりやすくなります

3おなか・足を締める

  • 弾性ストッキングや腹帯で、おなかや足を軽く締める
    → 立った時の血のたまりを防ぎ、ふらつきをやわらげます
  • 長く立つ時・外出する時に着けると効果的
  • 着け方・サイズは薬局やスタッフに相談を

4寝るときの工夫

  • 枕を重ねるのではなく、ベッドの頭側を10〜20cm高くして眠る
    → 夜間のトイレや朝のふらつきが減ることがあります
  • マットの下に台を入れるなど、姿勢が安定する工夫を
  • 「寝ると血圧が上がる」と言われた方は特に相談を

5悪くなる場面を避ける

  • 食後・熱いお風呂やサウナ・長時間の立ちっぱなしに注意
    → どれも血圧が下がりやすい場面です
  • 食事は少なめをこまめに。食後は少し休む
  • トイレでいきみすぎない

6お薬・受診の心がけ

  • 血圧の薬・利尿薬などが原因のことも。でも自分でやめない
    → 気になる薬は必ず主治医に相談しましょう
  • ふらつきの回数・場面をメモしておく
  • 寝た姿勢や水中での軽い運動で、体力の低下を防ぐ
⚠️ こんな時は早めに主治医に相談・受診を
失神意識を失った・その時に頭を打った
くり返す生活に支障が出るほど何度もふらつく
胸の症状立ちくらみに胸の痛み・強い動悸を伴う
出血・脱水黒い便・出血・食欲不振で水がとれない
※ 失神して頭を打った・胸の痛みを伴う時は、ためらわず119番を。
今日の目標(水分・工夫)
次の受診日
かかりつけ/担当
医知創造ラボ|立ちくらみ(起立性低血圧)とうまく付き合う生活のポイント(患者さん向け配布資料)
この資料は一般的な情報です。水分・塩分の量やお薬のことは、必ず主治医の指示に従ってください。 くわしい解説は tools.ichisouzo-lab.com(QRコード)から。