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パーキンソン病と付き合う方へ

リハビリを続けるための
生活のポイント

パーキンソン病の運動症状は、お薬に運動を組み合わせることで、動きやすさが変わってきます。 「大きく動く」「リズムに乗る」「バランスを保つ」を意識した運動を、無理のない範囲で毎日の生活に取り入れましょう。

動画・くわしい解説はこちら

1大きく・力強く動く

  • ふだんより一回り大きく動くことを意識
    → 歩幅を大きく・腕を大きく振る。「思っているより大きく」が合言葉です
  • 声も大きく・はっきり出す
    → 小声・単調になりやすいため、意識して張りのある声を出す練習を
  • 専門的な訓練(LSVT BIG/LOUDなど)はリハビリの先生に相談

2有酸素運動をつづける

  • 自転車こぎ・早歩きなど、少し息が弾む運動を定期的に
    → 在宅でのエアロバイクなどが、動きにくさの改善につながることが報告されています
  • 週に複数回、継続することが大切
    → 「たまに頑張る」より「無理なく続ける」を優先しましょう
  • 強度・頻度は主治医・理学療法士と相談して決める

3すくみ足への対策

  • 足が出にくい時は「1・2・1・2」と声に出す・リズムに合わせる
    → 音楽や号令などの「きっかけ(キュー)」で歩き出しやすくなります
  • 床の目印(テープの線)をまたぐイメージで歩く
  • あわてず、いったん止まって仕切り直す
    → 焦るとかえって足が出にくくなります

4転ばないための工夫

  • バランス運動(太極拳・立位での重心移動など)を続ける
    → ふらつきの改善・転倒予防に役立つと報告されています
  • 家の中の段差・コード・滑りやすい敷物をなくす
  • 方向転換・振り向きはゆっくり、大きく回る

5声・のみこみを守る

  • 食事中はテレビを消す・姿勢を正して集中する
  • むせやすい・声が小さいと感じたら早めに相談
    → 言語聴覚士による評価・訓練につながります
  • 飲み込みにくい時はとろみ付けなど工夫を相談

6毎日の心がけ

  • お薬の効いている時間帯に運動を行う
    → 「オン」の時間を活用すると運動しやすくなります
  • 運動はリハビリの代わりではなく、お薬と両方つづける
  • できたことをカレンダーやメモに記録する
⚠️ こんな時は早めに主治医・リハビリスタッフに相談を
転倒頭を打った・骨折が疑われる・繰り返し転ぶ
のみこみ食事中によくむせる・体重が減ってきた
立ちくらみ立ち上がった時にふらつく・失神しそうになる
急な悪化数日で急に動きにくさが強まった
※ 頭を打った後の様子がおかしい・のどに詰まらせた場合は、ためらわず119番を。
今日の目標(運動)
次の受診日
かかりつけ/リハビリ担当
医知創造ラボ|パーキンソン病のリハビリを続けるための生活のポイント(患者さん向け配布資料)
この資料は一般的な情報です。運動の内容・強度は、必ず主治医・リハビリ担当者の指示に従ってください。 くわしい解説は tools.ichisouzo-lab.com(QRコード)から。