なぜ140未満を目指し、110未満を避けるのか【INTERACT / ATACH-2】
脳梗塞(下流虚血維持のため下げない)と異なり、脳出血では破綻血管からの活動性出血を止めるため早期に「収縮期血圧 140 mmHg 未満」を目指します。ただし、「110 mmHg 未満への過度な急速降圧」は腎障害等の臓器虚血を招くため避けるのが鉄則です。
発症6時間以内の2,839例。積極降圧群(目標 SBP < 140)で良好な機能回復へ有意にシフト。死亡率や重篤な有害事象を増やすことなく積極降圧の安全性が確立された。
発症4.5時間以内の1,000例。超積極降圧群(目標 110〜139)では予後改善が得られず、7日以内の腎有害事象が有意に増加(p=0.002)。無益性のため早期中止となった。