ICANSか、それ以外か 医療従事者向け
ICANSは除外診断。
CRSの先行がなければ、まず他を疑う。
CHAPTER
免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群。
Immune Effector Cell-Associated Neurotoxicity Syndrome
CAR-T専用の用語ではない。二重特異性抗体を含む、免疫エフェクター細胞を動員するあらゆる治療が対象。
輸注後、ICANS発症までの
中央値
持続はおよそ 1〜2週間
| 製剤 | 共刺激ドメイン | grade 3以上 |
|---|---|---|
| axi-cel | CD28 | 28% |
| brexu-cel | CD28 | 31% |
| tisa-cel | 4-1BB | 12% |
| liso-cel | 4-1BB | 10% |
⚠ 別々の単群試験。直接比較はできない。
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けいれんがあればGrade 3。
臨床的でも、脳波上のみでも、種類を問わない。
5分以上遷延・反復で基線に戻らなければ Grade 4
頭痛・振戦・ミオクローヌス・asterixis・幻覚
特異性が低く、特異的介入の契機にならないため、
定義から除外されている
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典型的には正常
びまん性徐波化が最頻
重症度と相関
「MRIが正常だからICANSではない」は誤り。
axi-cel 100例に見つかった
非けいれん性てんかん重積
NCSE(non-convulsive status epilepticus)
重症度は、髄液白血球数やCAR-T細胞の「量」
とは相関しない
髄液検査は、感染と腫瘍浸潤の除外のために出す
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予防的トシリズマブも、
予防的レベチラセタムも、
ルーチンには推奨されない
— ZUMA-1 Cohort 3 / 傾向スコアマッチ研究
ICANSは除外診断。
CRSの先行がなければ他を疑う。
けいれんは脳波上のみでもGrade 3になる。
MRIは正常が典型。脳波を撮らなければNCSEを見逃す。
ご視聴にあたってのお願い
この動画は医療従事者向けです。
個別の診断・治療方針を
定めるものではありません。
実際の運用は各施設の規定と
添付文書に従ってください。
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