「意志の問題」に
してしまう前に
支援を差し出す、加熱式も保険の対象、体重の話を先にする——この3つです
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医学的な理由による助言と、支援を実際に差し出すことが比較されています。
「やめるときになったら、保険で薬を出せます」——説得はせず、出口だけ置く
この2文はセットで言います。片方だけだと、患者さんの受け取り方が逆に振れます。
ブリンクマン指数は加熱式を紙巻に換算して算入する(スティック1本=紙巻1本)
| 確認すること | 基準と、外来での確かめ方 |
|---|---|
| ① 依存症の診断 | TDS 10項目で5点以上(カットオフは手順書 第8.1版) |
| ② 喫煙量 | 35歳以上はブリンクマン指数200以上。35歳未満は問わない |
| ③ 禁煙の意思 | 直ちに禁煙することを希望している患者であること |
| ④ 文書同意 | 治療の説明を受け、文書で同意していること |
| 再算定の制限 | 初回算定日より起算して1年を超えた日から再算定できる |
| 施設の要件 | 呼気CO測定器・敷地内禁煙・専任看護師。診療科は問わない |
手順書=「簡易な禁煙アドバイスを行い、禁煙に役立つ資料を手渡して支援します」
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| 選択肢 | 位置づけと効果の目安 |
|---|---|
| ニコチンパッチ | 保険で出せる。NRT全体 RR 1.55(1.49–1.61) |
| バレニクリン | プラセボ比 RR 2.32(2.15–2.51)。2026年7月時点で通常出荷・後発品なし |
| 併用ニコチン | パッチ+速効型は単剤より優る RR 1.27(1.17–1.37) |
| OTCの製剤 | パッチとガム。1年ルールの間をつなぐ |
| 安全性 | 精神疾患があっても神経精神系の有害事象の有意な増加なし |
| 電子タバコ | ニコチン入りは海外で有効。日本では選べない |
第一選択は薬と行動支援の併用。初期治療はバレニクリンか併用ニコチン
あとから説明を足すより、最初にまとめて渡したほうが、自己中断が減ります。
「貼っている間は、1本も吸わないでください」——ここだけは最初に必ず言う
| 受診 | その回にすること | 点数 |
|---|---|---|
| 初回 | TDS・呼気CO測定・文書同意。患者と話し合って禁煙開始日を決める | 230点 |
| 再診1(2週) | 喫煙状況と離脱症状を確認する。オンラインで行える | 184点/情報通信機器155点 |
| 再診2(4週) | 同じく確認と励まし。オンラインで行える | 同上 |
| 再診3(8週) | 初回と比べて体重がどう変化したかを確認する。オンライン可 | 同上 |
| 再診4(12週) | 対面で行う。呼気CO測定は、初診とこの回だけ | 180点 |
過去1年の平均継続回数の基準を満たさないと、所定点数の100分の70で算定することになる
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体重増加を「起きないこと」にしないで、こちらから先に告げておきます。
8週目の再診で体重を確認する。減らしにかかるのは、禁煙が安定してから
やめるとメンタルが悪くなる、という前提そのものを確かめた研究があります。
「吸えないイライラは、ニコチンが切れた状態です」——原因と結果を分けて話す
3か月以内の心筋梗塞やPCI直後は禁忌
パッチは禁忌。産科と連携する
重喫煙歴なら肺癌・COPDも評価
薬を足さずにいったん整理する
意思の有無で選別しない。説得はせず、出口だけ置いて次につなぐ
切り替えは禁煙ではない。それでも保険の禁煙治療は受けられる
手順書は2〜3kg、メタ解析は12か月で4〜5kg。幅が大きいと伝える
概要欄からブログ記事をご覧ください
外来でそのまま使える
配布資料を用意しています
次回もお楽しみに