医知創造ラボ

サプリとの
上手な付き合い方

飲む前に知っておきたい5つのこと

SUPPLEMENT 監修:今村久司 所要 約9分
今日のテーマTODAY'S POINT

そのサプリ
なぜ飲んでる?

結論

①サプリは薬ではなく「食品」 ②健康な人の予防効果は乏しく、害が出ることも ③でも役立つ場面はある。賢く付き合う

医知創造ラボ02 / 17
この動画でわかることAGENDA

サプリの5つの疑問

1
サプリって「薬」なの?
2
「効く」ってどういうこと?
3
害が出ることはある?
4
じゃあ意味がない?
5
どう付き合えばいい?
医知創造ラボ03 / 17

CHAPTER

01

サプリって
「薬」なの?

05
FOOD, NOT MEDICINE

サプリは「薬」ではなく食品


種類国の関与お墨付き
トクホ国が個別に審査・許可強い
栄養機能食品国が定めた規格基準型基準あり
機能性表示食品国の審査なし・企業の届出届出
📋 ここが大事

「機能性表示食品」は国のお墨付きではなく、企業が責任を持って届け出たもの。いずれも医薬品ではありません。

医知創造ラボ05 / 17

CHAPTER

02

「効く」って
どういうこと

07
READING EVIDENCE

証拠には強さがある


ランダム化試験(RCT)
強い
観察研究
体験談・口コミ
弱い
💡 落とし穴

「成分に効果」と「その製品で健康になる」は、別のことです。

医知創造ラボ07 / 17
08
TOKUHO vs CLAIMS

同じ棚でも重みが違う


トクホ

国が製品ごとに審査・許可。ヒト試験で機能性と安全性を確認。

vs
機能性表示食品

国の審査はなく企業の届出。主な根拠は成分の文献調査。

医知創造ラボ08 / 17

CHAPTER

03

害が出る
ことはある

10
TOO MUCH

「たくさん」が害になることも


脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は体に溜まりやすい
溜まると過剰摂取で害が出やすい
「たくさん飲む=効く」ではありません
医知創造ラボ10 / 17
11
EVIDENCE OF HARM

研究が示した「むしろ害」


喫煙者がβ-カロテンを多く摂ると、肺がんが増えた(CARET)

ビタミンEで前立腺がんリスクが上昇(SELECT・ハザード比1.17)

医知創造ラボ11 / 17
12
LIVER INJURY

健康食品で肝障害


緑茶抽出物やガルシニアなどのダイエット系サプリで、入院や肝移植に至った例も報告されています。

⚠ 2024年 紅麹サプリ事案

紅麹を含むサプリで健康被害が報告され、制度も見直されました。サプリでも重い被害は起こりうる、過信は禁物です。

医知創造ラボ12 / 17
13
DRUG INTERACTION

薬との飲み合わせに注意


ワルファリン × ビタミンK・納豆は、薬の効果を弱める

セントジョーンズワートは、多くの薬の効きに影響する

医知創造ラボ13 / 17

CHAPTER

04

じゃあ
意味がない

15
BALANCED VIEW

乏しい予防効果と、役立つ場面


予防効果は乏しい

健康な人の病気予防では、大規模研究で差が出にくい(USPSTF・VITAL)。

役立つ場面はある

欠乏の補充や、妊娠初期の葉酸など。食事の代わりにはなりません。

医知創造ラボ15 / 17
16
7 RULES

賢く付き合う7つのルール


1
何のために飲むか目的を決める
2
飲んでいるものを主治医・薬剤師に伝える
3
成分名と「1日量」を見る。重複に注意
4
過剰摂取を避ける。特に脂溶性ビタミン
5
体調の変化が出たら中止して受診
6
目安はトクホ・GMPマーク・信頼性
7
手術・出産・持病があるときは必ず申告
医知創造ラボ16 / 17
SUMMARY

今日の持ち帰りポイント

01
サプリは
「食品」

機能性表示食品は国の審査ではなく企業の届出です。

02
予防効果は弱く
害も出うる

健康な人の予防効果は乏しく、肝障害の例もあります。

03
賢く
付き合う

目的を決め、主治医・薬剤師に伝え、量と中身を確認。

🔔 チャンネル登録
医知創造ラボ17 / 17