医知創造ラボ

世界の「好感度」が、
米中で初めて逆転した

日本だけが世界と逆を行く理由を データ で読み解く

医知創造ラボ 監修:脳神経内科専門医 2026年7月
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はじめにINTRODUCTION

今日は医学を少し離れて、
世論調査と貿易統計を読み解きます


こんにちは、脳神経内科医の今村です。世論調査と貿易統計という一次データから、アメリカ・中国・日本の三角関係を読み解きます。

📋 この動画でわかること

ニュースの見出しだけでは分からない、日本の不思議な立ち位置が見えてきます。

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今日の結論TODAY'S POINT

日本は
三層のねじれの中にある

結論

世論は対中警戒、安全保障はアメリカ、経済は中国。矛盾ではなくデータで説明できる均衡です。

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今日の3つの章AGENDA

本日のアジェンダ


1
世界で起きた「逆転」Pew 2026年調査の中身
2
世界最下位の日本の対中感情11%の背景にあるもの
3
それでも財布は中国貿易統計が示す現実
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CHAPTER

第1章

世界で起きた「逆転」

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世界の好感度GLOBAL FAVORABILITY

中国が米国を、約20年で初めて逆転


中国(好感度)
46%
米国(好感度)
36%

Pew Research Center・36か国・地域調査(成人42,151人)。25か国で中国が米国より好意的に見られ、米国優位はわずか6か国(日本・韓国・フィリピン・インドなど)。

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なぜ逆転したのかWHY THE REVERSAL

逆転の主因は「アメリカの失速」


好感度の中央値2025年2026年
米国48%36%12pt↓
中国38%46%8pt↑
🔎 逆転の主な要因

トランプ関税政策への不支持率77%。中国の躍進より、米国の政策運営への不信が主因です。

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第2章

世界最下位の日本の対中感情

JAPAN'S OUTLIER POSITION
11%
⚠ 37か国・地域で最下位

日本人の対中好感度
対米は50%・差は39ポイント

信頼:トランプ大統領25% / 習近平国家主席7%|Pew Research Center, 2026年7月15日公表(37か国・地域)

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長期推移LONG-TERM TREND

45年で、好感と警戒がほぼ入れ替わった


78.6% 14.7% 1980年 2024年

中国に「親しみを感じる」割合の推移(内閣府「外交に関する世論調査」)

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感情ではなく実態ON THE GROUND

対中警戒の背景にある「現場の接触」

1尖閣周辺の中国船

2024年:355日確認 — 国有化後最多

2尖閣周辺の中国船

2025年:357日確認 — さらに更新

3最長の連続領海侵入

2025年3月:92時間8分 — 国有化後最長

4在日米軍 兵力

約5万5000人 — 日米同盟の実効的な柱

📌 国家安全保障戦略は中国を「最大の戦略的挑戦」と位置づける
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第3章

それでも、財布は
中国とつながっている

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貿易の現実TRADE REALITY

最大の貿易相手は、世論で最も警戒される中国


2025年(暦年)輸出輸入総額
対中国約18.8兆円約26.7兆円約45.5兆円
対米国約20.4兆円約12.9兆円約33.3兆円

出所:財務省貿易統計(2025年は確々報ベース)。ただし輸出先はアメリカが1位。売る先は米国、買う先は中国という非対称な構造。

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3つの層で見るTHREE LAYERS

日本の現在地は三層のねじれ


🗳️
世論:対中警戒

対中好感度11%(37か国・地域で最下位)

🛡️
安全保障:アメリカ

在日米軍約5.5万人・国家安全保障戦略で中国を最大の脅威に

💴
経済:中国が最大の相手

貿易総額 対中約45.5兆円 > 対米約33.3兆円

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世界と比べるとGLOBAL COMPARISON

遠い国ほど経済の実利が効く


中国が米国を上回るポイント差(大きい順)

パキスタン
75pt
マレーシア
56pt
インドネシア
43pt

一方、米国優位が残ったのは日本・韓国・フィリピン・インドなど、中国との安全保障上の摩擦を抱えるわずか6か国

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まとめSUMMARY

今日の3つの持ち帰りポイント


01
米国の
失速が主因

2026年の逆転は、中国の躍進より米国の政策運営への不信が主因でした。

02
感情論ではなく
長期トレンド

日本の対中警戒は、現場のデータに裏打ちされた数十年がかりの変化です。

03
財布は中国、リスクは別物

最大の貿易相手は中国。中国リスクと米国リスクは、別物として冷静に見る必要があります。

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この動画は、Pew Research Centerの調査や財務省・海上保安庁などの公的統計をもとに構成しています。
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