日本だけが世界と逆を行く理由を データ で読み解く
こんにちは、脳神経内科医の今村です。世論調査と貿易統計という一次データから、アメリカ・中国・日本の三角関係を読み解きます。
ニュースの見出しだけでは分からない、日本の不思議な立ち位置が見えてきます。
世論は対中警戒、安全保障はアメリカ、経済は中国。矛盾ではなくデータで説明できる均衡です。
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Pew Research Center・36か国・地域調査(成人42,151人)。25か国で中国が米国より好意的に見られ、米国優位はわずか6か国(日本・韓国・フィリピン・インドなど)。
| 好感度の中央値 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 米国 | 48% | 36%12pt↓ |
| 中国 | 38% | 46%8pt↑ |
トランプ関税政策への不支持率77%。中国の躍進より、米国の政策運営への不信が主因です。
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日本人の対中好感度
対米は50%・差は39ポイント
信頼:トランプ大統領25% / 習近平国家主席7%|Pew Research Center, 2026年7月15日公表(37か国・地域)
中国に「親しみを感じる」割合の推移(内閣府「外交に関する世論調査」)
2024年:355日確認 — 国有化後最多
2025年:357日確認 — さらに更新
2025年3月:92時間8分 — 国有化後最長
約5万5000人 — 日米同盟の実効的な柱
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| 2025年(暦年) | 輸出 | 輸入 | 総額 |
|---|---|---|---|
| 対中国 | 約18.8兆円 | 約26.7兆円 | 約45.5兆円 |
| 対米国 | 約20.4兆円 | 約12.9兆円 | 約33.3兆円 |
出所:財務省貿易統計(2025年は確々報ベース)。ただし輸出先はアメリカが1位。売る先は米国、買う先は中国という非対称な構造。
対中好感度11%(37か国・地域で最下位)
在日米軍約5.5万人・国家安全保障戦略で中国を最大の脅威に
貿易総額 対中約45.5兆円 > 対米約33.3兆円
中国が米国を上回るポイント差(大きい順)
一方、米国優位が残ったのは日本・韓国・フィリピン・インドなど、中国との安全保障上の摩擦を抱えるわずか6か国。
2026年の逆転は、中国の躍進より米国の政策運営への不信が主因でした。
日本の対中警戒は、現場のデータに裏打ちされた数十年がかりの変化です。
最大の貿易相手は中国。中国リスクと米国リスクは、別物として冷静に見る必要があります。
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