脳神経内科医がやさしく解説
てんかんと上手に付き合う
生活の6つのポイント
服薬・誘因・睡眠・安全・発作時対応・こころ ― 発作を減らし、いつもの生活を守る
生活の工夫は薬の“代わり”ではなく“上乗せ”。飲み忘れを防ぎ、引き金を避けることで、発作は減らせます。
6てんかんと付き合う生活6つのポイント
💊
① 薬を続ける
飲み忘れ・自己中断が最大の誘因。カレンダーやアラームで確実に。
やめる前に必ず主治医へ相談を
🔍
② 誘因を知る
引き金は人それぞれで、多くの人が誘因を自覚している。
発作日誌をつけて、その人固有の引き金を見つける。
😴
③ 眠りを整える
睡眠不足は強い誘因。決まった時間に寝起きし、大人は6〜8時間を目安に。
飲酒や光の影響は個別に主治医と確認を。
🛁
④ 安全に暮らす
過度な生活制限は不要。入浴はシャワー中心・見守りを心がける。
運転できるかは主治医と必ず確認する。
⏱️
⑤ 発作が起きたら
あわてず時間を計り、体を横向きに。口に物を入れない。5分以上続けば119番
💙
⑥ こころと社会
うつや不安は起こりやすく、ひとりで抱えず相談を
使える制度や妊娠・出産のことは、その都度個別に案内します。
!こんなときは119番
1けいれんが5分以上続く
2短い発作をくり返し、意識が戻らない
3大きなけが・呼吸異常・唇が紫色
4入浴中・水の中・高い所での発作
⚠️ 初めての発作・いつもと違う発作も、必ず受診を
出典: 日本神経学会 てんかん診療ガイドライン2018/Faught 2008・Balamurugan 2013・Trinka 2015・Fiest 2013 ほか
医知創造ラボ(脳神経内科専門医監修) tools.ichisouzo-lab.com