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医知創造ラボ
「見えない」
のか
「気づかない」
のか
同名半盲と半側空間無視
似て見えて別の障害 — ベッドサイドでの見分け方とリハビリの考え方
1
2つの障害の正体
同名半盲
視覚そのものが
「見えない」
本態:視覚入力の欠損
病巣:視索〜視放線〜後頭葉(視覚路)
病識:ありやすい(自覚できる)
半側空間無視
見えているのに
「気づかない」
本態:空間性注意の障害
病巣:右半球・側頭頭頂接合部
病識:乏しい(病態失認)
Q
決め手は1問 ——「見えて
いない
のか、見えているのに
気づかない
のか」
2
ベッドサイドで見分ける
検査
同名半盲
半側空間無視
対座法・視野計
境界の明瞭な欠損
正常なことが多い
線分二等分
ほぼ正中
健側へ偏る
抹消試験
探せば拾える
患側を消し残す
模写・描画
おおむね保たれる
患側が欠ける
3
「プリズム」は両者で意味が正反対
同名半盲のプリズム
位置づけ:
置換
(substitution)
像を見える側へ光学的に動かす
半側空間無視のプリズム
位置づけ:
順応
(adaptation)
ずれた正中を戻し、注意を再較正
リハビリの目標
は「視野や注意を完全に戻す」ことより、
「ぶつかる・読めない・見落とす頻度を減らす」
こと。
※ 本図は一般的な情報提供です。個別の診断・治療は医療機関にご相談ください。
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