医知創造ラボ

院外での発作対応とレスキュー薬

家族・介護者・学校の方へ ― 点鼻スピジア・頬のブコラム・坐剤ダイアップ(2025年新登場の点鼻薬まで)

🚑 救急車を呼ぶ「5分ルール」
5分以上続いたら119番
初めて・意識が戻らない・けがの時は5分を待たず
⚠ やってはいけない
口に物・押さえつけ・水
舌は飲み込みません。けがの予防だけを
🧭
発作を見たら、この順番で
1
見守る
周囲の安全確保・頭を守る
2
時間を計る
始まった時刻・できれば動画に撮る
3
頓用薬
主治医の指示があれば使う
4
救急車
5分以上・くり返す時は119番
🚫
やってはいけないこと
口に指・箸・タオルを入れる(窒息・けがの原因)
体を強く押さえつける・ゆさぶる
意識が戻る前に水や薬を飲ませる
救急車を呼ぶ「5分ルール」
5
けいれんが5分以上続いたら救急車を。30分を超えると脳にダメージのおそれ(ILAEの定義)。はじめての発作・意識が戻らない・けがの時は5分を待たず119番。
💊
3つのレスキュー薬 早見表
薬(経路)対象年齢特徴・向いている場面
スピジア(点鼻)2歳以上〜成人2025年新登場。持ち運べて室温保存。外出先・大人にも
ブコラム(頬粘膜)18歳未満食いしばっても使える。学校・保育園で投与可
ダイアップ(坐剤)主に小児昔からの定番。熱性けいれんの予防にも
どの薬を、いつ・どれだけ使うかは必ず主治医の指示が前提。使うタイミングや救急車を呼ぶ基準を、ふだんから主治医と決めておきましょう。
監修:脳神経内科医|スピジア(2025年承認・国内初の点鼻型)・ブコラム・ダイアップの添付文書、ILAE てんかん重積の定義に基づく

※本図は一般向けの教育・情報提供であり、診断・治療を目的とした医療行為ではありません。レスキュー薬の使用は必ず主治医の指示に従ってください。
解説記事:院外での発作対応とレスキュー薬の使い分け(点鼻スピジア・頬のブコラム・坐剤ダイアップ)