最優先:日本神経学会2018
「資料2|L-ドパ換算用量」の係数を既定値として実装しています。同資料自身が、統一された標準ではなく目安で、患者ごとの調整が必要と注意しています。
日本神経学会の換算表を最優先に、複数薬剤の1日レボドパ換算量を見える化します。
薬剤の1日総量を入力してください。配合剤はL-dopa含有量で入力します。
日本神経学会2018の単純係数だけを用い、同じ推定LEDDとなる量を逆算します。
国内第III相試験で、他のドパミンアゴニストから切り替えた際の開始量です。
| 切替前薬(mg/日) | 8mg | 16mg | 24mg | 32mg | 40mg | 48mg | 56mg | 64mg |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロピニロール徐放錠 | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 |
| ロピニロール速放錠 | 2.25以下 | 3–4.5 | 6 | 7.5–9 | 10.5 | 12 | 13.5 | 15 |
| プラミペキソール速放錠 | 0.5以下 | 1 | 1.5 | 2 | 2.5 | 3 | 3.5 | 4以上 |
| プラミペキソール徐放錠 | 0.375 | 0.75 | 1.5 | 2.25 | 3 | — | 3.75 | 4.5 |
| カベルゴリン | 1以下 | 1.5 | 2–2.5 | 3 | — | — | — | — |
| ロチゴチン(国内総含量) | 4.5 | 9 | 13.5 | 18 | 22.5 | 27 | 31.5 | 36 |
列はハルロピテープの1日総量。国内製品は8・16・24・32・40mgで、48〜64mgは複数枚の合計です。出典:PMDA審査報告書/電子添文17.1.3。
厚生労働省の薬価基準収載品目リスト(2026-08-13適用)を成分・剤形単位に整理しました。
| 成分・製剤 | 代表的な国内製品 | 経路 | LEDD換算 | 扱い |
|---|
24成分・150品目(現行147、経過措置3)を確認し、剤形差を26行に整理。薬価収載は実流通・在庫を保証しません。商品名は代表例です。
メネシット配合錠100/250とブロモクリプチン錠2.5mg「フソー」は2027-03-31までの経過措置品で、現行の代表製品欄から除外しました。ドパストンカプセル250mg、トリモール、ドパゾール200mgなど現行薬価リストにない製品も主一覧に含めていません。
換算表の優先順位、単位、実装しない換算を明示します。
「資料2|L-ドパ換算用量」の係数を既定値として実装しています。同資料自身が、統一された標準ではなく目安で、患者ごとの調整が必要と注意しています。
MDS 2023の研究用提案とハルロピのPMDA橋渡し推定は、国内学会値と混在させず、利用者が明示的にONにした場合だけ加算します。
日本のニュープロパッチに表示される総含量mgへ×13.3を適用します。海外の放出量mg/24hに対する×30.3とは単位が異なるため、置き換えません。
日本神経学会2018は2019年承認のハルロピを収載していません。PMDA試験表の「貼付総量4mg=経口徐放1mg」と学会の経口ロピニロール×20を橋渡しし、貼付総量×5を補足推定します。貼付総量へ経口係数×20を直接適用しません。
経口L-dopaと静注L-dopaの正確な換算式は確立していないため自動変換しません。ドロキシドパ、ビペリデンにも採用可能な標準係数を設定していません。
逆算値が電子添文の規定を超える場合は赤字で警告します。カベルゴリン3mg、プラミペキソール4.5mg、ロピニロール16mg(速放錠は15mg、徐放錠は16mg。1行で扱うため高いほうを閾値にし、PMDA切替表の徐放16mg=貼付64mgで誤警告しないようにしています)、ロチゴチン36mg、セレギリン10mg、アマンタジン300mgは「これを超えないこと」と定められた上限です。ペルゴリド1.25mgとブロモクリプチン22.5mgは上限規定ではなく標準維持量の上限で、警告文言を分けています。またLEDDは置換可能量ではないため、MAO-B阻害薬、アポモルヒネ、アマンタジンは換算先の選択肢に含めていません(総LEDDの加算対象からは外していません)。ハルロピテープとホスレボドパは学会係数を持たないため「学会表外の補足」グループに分けていますが、換算タブでは総LEDDタブのトグルとは独立に常時選べます。合算ではなく1剤ずつ選ぶ画面のため、選択中は橋渡し推定である旨を必ず表示し、ハルロピには8〜64mgの8mg刻みという国内用法も併記します。
単剤エンタカポンは錠剤のmgを入力せず、併用対象となるL-dopa量×0.33を加算します。スタレボは含有L-dopa量×1.33で、別のエンタカポン行を重ねると二重計上になります。
いずれもMDS補足ON時のみ、L-dopa系基礎(実投与レボドパ相当量)に対して加算します。オピカポンは50%、イストラデフィリンは20%です。MDS 2023はオピカポンの×0.5を海外50mg製剤に対して提案しており、国内承認用量25mgへの適用は外挿である点に注意してください。
サフィナミド50または100mg/日は固定150mg LEDD、ゾニサミド25または50mg/日は固定100mg LEDDです。用量比例計算はしません。
1日貼付総量8〜64mgを8mg刻みで入力した場合だけ、総量×5を学会表外の補足として加算します。8→40、16→80、24→120、32→160、40→200、48→240、56→280、64→320mg LEDDです。これは日本神経学会の直接係数でも、処方切替量でもありません。
MDS 2023は個人内の単回投与でUPDRS-IIIが5点以上改善した場合に限る条件付き提案です。通常のmg/日換算に適用できないため、本ツールでは自動計算しません。