4段階の判定区分
≦49:ほとんど/まったく支障なし、
50〜55:いくらか支障あり、
56〜59:かなり支障あり、
≧60:重度の支障あり
2。
参考までに米国の調査では、平均点は慢性片頭痛 62.5点、反復性(episodic)片頭痛 60.2点、片頭痛以外の頭痛 49.1点でした
2。
変化量の目安
個人の改善として意味のある変化(MIC)は、プライマリケアの片頭痛患者で
−2.5〜−6点と推定され、どちらを採るかは偽陽性・偽陰性の影響で選ぶとされています
3。慢性片頭痛では
6点以上の低下が推奨閾値です
4。
一方、個人の得点の95%信頼区間はおよそ
±5点です
1。数点の変化は測定誤差の範囲に入りうるため、頭痛日数などと併せて判断してください。
項目ごとの改善(慢性片頭痛)
項目1〜3(痛みの強さ・日常生活の制限・横になりたくなる)は
1段階、項目4〜6(疲労・うんざり/いらいら・集中力)は
2段階の改善が、意味のある変化とされています
4。
発作の「あいだ」の負担は別に測る
HIT-6 は主に頭痛があるときの支障を反映します。頭痛のない日の負担(予定が立てられない不安など)は
MIBS-4 で評価できます。日本の大規模調査では、HIT-6 ≧60 と MIBS-4 ≧3 を組み合わせて患者を4群に分けて解析しています
6。